菓子店舗詳細

店舗情報

浪花堂

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 戦国時代の武将・真田幸村ゆかりの九度山にもほど近い橋本市高野口町にあるお菓子処で、和菓子のみならずケーキなどの洋菓子も取り扱っています。創業以来70有余年にわたり培ってきた手づくりならではの味を大切に、なによりも「まごころ」のこもったお菓子をお届けしたく、吟味した原材料ときめ細かな製法で1つひとつを丁寧につくり上げています。
業種
和菓子
店舗名
浪花堂(なにわどう)
所在地
〒649-7204和歌山県橋本市高野口町小田978
電話番号
0736-42-2415
販売責任者
中井 啓祐

商品情報(1)

こだわりの逸品

高野スイーツ「おちちまん」

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 生クリームを隠し味に使ったミルク風味の黄身餡に、種ごと食べられる地元産の桃の実を包みこんで新鮮な桃汁の味を活かしています。さらに地元の食材としては、高野豆腐も使っています。また、このあたりは自然の湧水をくみ上げているので、水はとてもいいものを使っていると思います。1個(本)あたりのお値段:168円(税込)

こだわりの技

 「おちちまん」に限らず、当店の商品は餡などの素材から手作業で作っています。夏と冬では外気温が違うので、製造過程における水の量を変えるなどして品質にばらつきが出ないよう気をつけています。

商品開発ストーリー

 地元に慈尊院というお寺があるのですが、ここは弘法大師の母が我が子を思い、女人禁制の高野山を遠く眺めることのできる場所に草庵を立て安否を祈ったといわれています。以来多くの女性がここを訪れ、安産や子授け・子どもの成長を祈願したそうで、布製の乳型が奉納されています。
 この慈尊院にちなんでおっぱいの形をしたお菓子を前々から作りたいと思っていたところ、2・3年前に地域活性化の一環として地元の商工会議所が「高野スイーツ」というローカルブランドを立ち上げることになり、その1商品として商品化することになりました。

商品情報(2)

こだわりの逸品

おだんご

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 おだんご作りの工程におきましては国産米を使用した団子を蒸して、蜜をつけて、きな粉をまぶすのですが、きな粉は地元の米屋さんが挽いたものを使っています。工場でオートメーション化されたきな粉と異なり、すべて手作業で作っているので風味が違うと思います。(10本735円)1個(本)あたりのお値段:73.5円(税込)

こだわりの技

 米粉ともち米を配合して団子を作るのですが、その配合の割合は自分なりに工夫しています。また、1本1本手づくりのため同じ配合でも季節や気候によって出来具合が異なってくるので、常に同じ味を保つために蒸し時間や練り加減にも細心の注意を払っています。
 さらに、できるだけ出来たてのものを召し上がっていただきたいので、小ロットずつこまめに作るようにしています。

商品開発ストーリー

 もともとこのあたりでは月見団子にきな粉の団子を使っていたので、以前は月見の季節の商品として販売していたのですが、お客さまからの評判もいいし、よく売れるので別に季節を限定する必要はないのではないかと考え、通年商品とさせていただきました。きな粉団子自体、このあたりではポピュラーなのですが、他の地域ではきな粉団子だけしか置いていない店というのは珍しいかもしれません。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 もともと父がお菓子職人だったこともあって、中学時代の作文にも将来は饅頭屋をするなどと書いていました。お客さまに満足いただける商品を誠心誠意つくる、この思いで高校卒業後、兵庫県の尼崎や現静岡市の清水、大阪などで修業を重ね、この地で商売をはじめてからも和菓子・洋菓子づくり双方の一級資格を取得するなど常に研鑽を積み、今日に至っています。

お客様からの声(評価)

 お客さまの層としては地元の方や帰省してきた方が主ですが、お土産でもらって美味しかったからといって、わざわざ買いに来られるお客さまもけっこういらっしゃいます。おだんごはお客さまのお好みできな粉を足せるよう、あらかじめ団子にまぶしたきな粉とは別に小袋入りのきな粉をお付けしているのですが、このサービスも好評のようです。また、ケーキも大きさの割には価格が安い(1個200円台~)と評判です。

安全性について

 工場内に低温倉庫をつくり、原材料は1年中一定の温度で保管できるようにしています。また、原材料は原価にこだわらず品質のしっかりしたものだけを厳選し、使うように心がけています。加えて賞味期限も気になることから、その日のうちに食べていただくようお願いしています。ですので通信販売を希望されるお客さまもけっこういらっしゃるのですが、対応はしていません。